タイヤ交換のタイミングでよく聞かれるのが、
「溝って何mm残っていれば大丈夫なの?」という疑問です。
- 車検は通るのか
- 雨の日でも安全なのか
- まだ使えるのか、交換すべきか
判断に迷う方は非常に多いです。
この記事では、
**法律上の基準(車検)**と
安全面から見た交換目安を分かりやすく解説します。
タイヤの溝は何mmから交換が必要?
法律上の基準は「1.6mm」
日本の道路運送車両法では、
タイヤの残り溝が1.6mm未満になると使用不可と定められています。
この基準を下回ると、
- 公道走行不可
- 車検不合格
- 整備不良として取り締まり対象
になります。
つまり、**1.6mmは「限界ライン」**であり、
安全に使える余裕がある数値ではありません。
スリップサインの見方
タイヤには、溝の中にスリップサインと呼ばれる目印があります。
- 溝が1.6mmになると
- 表面と同じ高さで浮き出てくる
仕組みになっています。
タイヤを一周確認し、
どこか1か所でもスリップサインが出ていれば交換時期です。
「一部だけだから大丈夫」は通用しません。
安全面で見ると交換目安は何mm?
雨の日の安全性は「3〜4mm」が分かれ目
法律上は1.6mmでも走行可能ですが、
安全面ではまったく別の話になります。
残り溝が減ると、
- 排水性能が低下
- ブレーキ距離が伸びる
- ハイドロプレーニング現象が起きやすくなる
特に雨天時は、
溝が3〜4mm以下になると性能低下が顕著になります。
そのため、
- 街乗り中心 → 3mm前後
- 雨の日も安心したい → 4mm前後
を実質的な交換目安と考えるのがおすすめです。
高速道路を使う人は早め交換が安心
高速道路をよく使う場合は、
- 速度が高い
- タイヤへの負荷が大きい
- トラブル時のリスクが高い
という理由から、
溝が十分残っていても早め交換が安心です。
特に、
- 夏の高速走行
- 雨天+高速
では、溝の少ないタイヤは危険度が一気に上がります。
タイヤの溝を自分で確認する方法
スリップサインで確認する
もっとも確実で簡単なのが、
スリップサインを直接確認する方法です。
- 溝の中にある△マークの延長線上を見る
- 表面と同じ高さになっていないか確認
工具不要で、誰でもチェックできます。
100円玉を使った簡易チェック
簡易的な方法として、
100円玉を溝に差し込むチェック方法もあります。
- 数字(「100」)が見える → 溝が浅い
- 数字が隠れる → まだ余裕あり
あくまで目安ですが、
日常点検としては十分役立ちます。
溝が残っていても交換が必要なケース
ひび割れ・硬化がある場合
タイヤは溝だけでなく、
ゴムの状態も非常に重要です。
- 側面に細かいヒビがある
- ゴムが硬くなっている
こうした状態では、
溝が残っていてもグリップ力が大きく低下します。
安全性を優先するなら、早めの交換が必要です。
年数が経過している場合
一般的に、
製造から5年以上経過したタイヤは注意が必要です。
- 走行距離が少なくても
- 見た目がきれいでも
ゴムの劣化は進んでいます。
特に屋外保管や直射日光が多い環境では、
劣化が早まる傾向があります。
まとめ
タイヤの溝は、
- 法律基準:1.6mm(車検限界)
- 安全基準:3〜4mm(実用ライン)
と考えるのがポイントです。
「まだ車検に通るから」ではなく、
雨の日・高速走行・万が一の安全性を基準に判断しましょう。
少しでも不安がある場合は、
早めの交換が結果的に安心で経済的です。
まとめ
タイヤの溝は法律だけでなく、安全面を考えて判断することが重要です。 不安な場合は早めの交換を検討しましょう。
溝の残り具合による具体的な交換目安については、以下の記事で詳しく解説しています。
タイヤの溝が何mmなら交換?車検基準と安全ラインを解説
タイヤの空気圧とあわせて、溝の残り具合も安全性に大きく影響します。
タイヤの溝が何mmなら交換すべきかはこちら


コメント