扁平率を変えると何が変わる?乗り心地・見た目・燃費の違い

車の燃費 2.適合確認・サイズの見方

タイヤ交換やインチアップを考えたとき、
「扁平率を変えると何が変わるの?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。

見た目だけで選んでしまうと、
乗り心地が悪くなったり、思わぬデメリットが出ることもあります。

この記事では、初心者の方でも分かるように、
扁平率を変えた場合の違いを分かりやすく解説します。

なお、扁平率そのものの意味については、
以下の記事で詳しく解説しています。
▶ 扁平率とは?数字の意味を初心者向けに解説

扁平率を変えると何が変わる?

扁平率を変えると、タイヤの厚みが変わります。
この厚みの違いが、乗り心地や走行性能に大きく影響します。

一般的に、
扁平率が低いほどタイヤは薄くなり、
扁平率が高いほどタイヤは厚くなります。

扁平率が低い場合のメリット・デメリット

扁平率が低いタイヤは、見た目が引き締まり、
スポーティな印象になります。

一方で、タイヤのクッション性が低くなるため、
路面の凹凸を拾いやすく、乗り心地が硬く感じることがあります。

また、段差や縁石でタイヤやホイールを傷めやすくなる点も注意が必要です。

扁平率が高い場合のメリット・デメリット

扁平率が高いタイヤは、タイヤの厚みがある分、
クッション性が高く、乗り心地が良くなります。

段差にも強く、街乗りや長距離運転では快適に感じやすいでしょう。

ただし、見た目はやや控えめになり、
ハンドリングのキビキビ感は弱くなる傾向があります。

初心者はどの扁平率を選ぶべき?

初心者の方には、基本的に
メーカー純正と同じ扁平率をおすすめします。

見た目を変えたい場合でも、
大きく数値を変えるのではなく、
1段階程度の変更に留めるのが安心です。

タイヤサイズ全体の見方については、
以下の記事も参考にしてみてください。
▶ タイヤサイズの見方とは?初心者でもわかる基礎

扁平率と乗り心地の関係をもう少し詳しく

扁平率が変わると、タイヤの「たわみ量」が変化します。
このたわみ量が、乗り心地の良し悪しを左右します。

扁平率が高いタイヤは、
段差や荒れた路面での衝撃をタイヤが吸収しやすく、
体に伝わる振動が少なくなります。

一方、扁平率が低いタイヤは、
タイヤ自体があまり変形しないため、
路面状況をダイレクトに感じやすくなります。


扁平率と見た目の違い

見た目の変化は、扁平率を変える理由として非常に多いポイントです。

扁平率が低いと、
ホイールが大きく見え、足元が引き締まった印象になります。

一方、扁平率が高いと、
タイヤの厚みが強調され、落ち着いた印象になります。

ただし、見た目を優先しすぎると、
実用面で後悔するケースも少なくありません。


扁平率と燃費への影響

扁平率を変えると、燃費にもわずかな影響が出ることがあります。

扁平率が低いタイヤは、

  • 転がり抵抗が増える
  • タイヤ重量が増える

といった理由から、燃費がやや悪化する場合があります。

逆に、扁平率が高いタイヤは、
燃費性能を重視した設計のものが多く、
街乗り中心では有利になることもあります。

ただし、燃費差は大きくても数%程度で、
体感できるほどの差が出ない場合も多いです。


インチアップ時に注意すべきポイント

インチアップでは、
ホイール径が大きくなり、扁平率は低くなるのが一般的です。

このとき注意すべき点は以下の通りです。

  • タイヤ外径が純正と大きく変わらないか
  • フェンダーからはみ出していないか
  • 乗り心地の変化を許容できるか

見た目だけで判断せず、
普段の使い方を基準に考えることが重要です。


扁平率を変えたときの違い【簡易比較表】

扁平率乗り心地見た目ハンドリング
高い◎ 柔らかい△ 控えめ
標準○ バランス
低い△ 硬め◎ スポーティ

初心者の方は、
「標準〜やや高め」を基準にすると失敗しにくくなります。


専門店目線でのアドバイス

タイヤ専門店の現場では、

  • 見た目重視で扁平率を下げすぎた
  • 乗り心地が悪くなって後悔した
  • 家族から不満が出た

といった相談が非常に多くあります。

扁平率は、
見た目と実用性のバランスを取ることが最も重要です。


関連記事(あわせて読みたい)

  • 扁平率とは?数字の意味を初心者向けに解説
  • タイヤサイズの見方とは?初心者でもわかる基礎
  • タイヤサイズを間違えるとどうなる?初心者でも失敗しない選び方

まとめ

扁平率を変えることで、

  • 乗り心地
  • 見た目
  • 操作性
  • 燃費

といった要素が総合的に変化します。

初心者の方は、
「見た目」だけで判断せず、
使い方に合った扁平率を選ぶことが、
後悔しないタイヤ選びにつながります。

※本記事は一般的な情報をもとに解説しています。 実際の適合・装着可否については、 車検証・メーカー公式情報・販売店での確認を必ず行ってください。
2.適合確認・サイズの見方

コメント