扁平率とは?数字の意味と乗り心地・見た目の違いを解説

タイヤの基礎知識 2.適合確認・サイズの見方
Final check. Horizontal portrait of a man checking tires on his new car

扁平率とは?

なお、タイヤサイズの表記全体については、
以下の記事で初心者向けに詳しく解説しています。
▶ タイヤサイズの見方とは?初心者でもわかる基礎

扁平率とは、タイヤの高さがタイヤ幅に対して
どれくらいの割合かを示した数値です。

タイヤサイズ表記の中では、
「195/65R15」の「65」にあたります。

この数字が、乗り心地や見た目に大きく影響します。

扁平率の数字の意味

扁平率の数字は、タイヤの幅を100としたときの
高さの割合を示しています。

例えば扁平率65であれば、
タイヤの高さは幅の65%という意味になります。

数字が大きいほどタイヤは厚くなり、
小さいほど薄くなります。

扁平率が変わると何が変わる?

扁平率が変わることで、車の特性も変化します。

扁平率が高いタイヤは、
段差の衝撃を吸収しやすく、快適性が高くなります。

一方、扁平率が低いタイヤは、
ハンドリングがシャープになる傾向があります。

乗り心地・見た目への影響

扁平率は、見た目にも大きく影響します。

扁平率が低いタイヤは、
ホイールが大きく見え、スポーティな印象になります。

ただし、乗り心地が硬くなりやすいため、
使用環境とのバランスが重要です。

初心者におすすめの考え方

初心者の方は、見た目だけで扁平率を選ぶのではなく、
純正サイズやメーカー推奨サイズを基準に考えるのがおすすめです。

大きく変更する場合は、
車検や安全面も考慮する必要があります。

扁平率は、走行性能と快適性のバランスを決める
重要な要素のひとつです。

用途に合った選択をすることで、
より安心してカーライフを楽しめます。

扁平率を変えるメリット・デメリットを整理

扁平率は、数値が少し変わるだけでも
車の乗り味や扱いやすさに大きな影響を与えます。

ここでは、扁平率を変更した場合の
メリット・デメリットを整理します。

扁平率を下げるメリット

扁平率を下げる(例:65 → 50)ことで、次のような変化があります。

  • ハンドリングがシャープになる
  • コーナリング時のふらつきが減る
  • 見た目がスポーティになる

走行安定性を重視したい方や、
見た目を重視したい方に選ばれやすい傾向があります。

扁平率を下げるデメリット

一方で、デメリットも明確です。

  • 乗り心地が硬くなる
  • 段差や路面の衝撃を感じやすい
  • ホイールを傷つけやすくなる

特に街乗り中心の方や初心者の方は、
デメリットの影響を強く感じやすくなります。


扁平率はどこまで変えていい?

「扁平率はどこまで変えても大丈夫なのか?」
という質問は非常に多いです。

結論としては、

  • タイヤ外径が大きく変わらないこと
  • フェンダーからはみ出さないこと
  • スピードメーター誤差が許容範囲内であること

この3点を守る必要があります。

見た目だけで極端に扁平率を変えると、
車検に通らなかったり、安全性が下がる可能性があります。


扁平率と車検の関係

扁平率そのものが原因で
車検に落ちることは多くありません。

しかし、

  • 外径が変わりすぎている
  • タイヤ・ホイールがはみ出している
  • スピードメーター誤差が大きい

このような場合は、車検に通らない可能性があります。

インチアップ・インチダウンを検討する際は、
必ず外径計算を行うことが重要です。


初心者が扁平率選びで失敗しやすいポイント

タイヤ専門店の現場でよくある失敗例は次の通りです。

  • 見た目重視で扁平率を下げすぎた
  • 乗り心地が悪くなったことに後悔した
  • 段差での衝撃が想像以上だった

これらは、
扁平率が低くなることによる影響を
十分に理解していなかったケースがほとんどです。


専門店目線での結論

扁平率は、

  • 見た目
  • 乗り心地
  • 操作性
  • 安全性

すべてに関わる重要な数値です。

初心者の方は、
純正サイズやメーカー推奨サイズを基準に考えることで、
失敗を大きく減らすことができます。

迷った場合は、
現在の使用環境や運転スタイルを基準に判断するか、
専門店に相談することをおすすめします。


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※本記事は一般的な情報をもとに解説しています。 実際の適合・装着可否については、 車検証・メーカー公式情報・販売店での確認を必ず行ってください。
2.適合確認・サイズの見方

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