タイヤが原因で起こるトラブル事例と対策

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A closeup shot of a nail in the wheel of the bicycle

タイヤが原因で起こる代表的なトラブル

タイヤは車で唯一、路面と接している重要なパーツです。状態が悪いまま走行すると、思わぬトラブルにつながることがあります。

走行中のバースト(破裂)

空気圧不足や劣化したタイヤを使い続けると、高速走行時などに突然バーストする危険があります。特に製造から5年以上経過したタイヤは注意が必要です。

またタイヤの空気圧が適正でないと、偏摩耗や燃費悪化の原因になります。
詳しくは「タイヤの空気圧が高すぎる・低すぎるとどうなる?」をご覧ください。

偏摩耗によるハンドルのブレ

タイヤが片側だけすり減る「偏摩耗」が起きると、ハンドルのブレや直進安定性の低下を感じることがあります。アライメント不良や空気圧管理不足が主な原因です。

制動距離が伸びる

溝が減ったタイヤは雨天時の排水性能が低下し、ブレーキを踏んでも止まりにくくなります。スリップ事故の原因になるため非常に危険です。

タイヤトラブルを防ぐための対策

定期的な空気圧チェック

空気圧は月に1回を目安に点検しましょう。適正空気圧は運転席ドア内側のラベルで確認できます。

残溝の確認を習慣にする

スリップサインが出ているタイヤは法律上も使用不可です。溝が4mm以下になったら交換を検討すると安心です。

製造年の確認

溝が残っていてもゴムは劣化します。製造年から5年を超えたタイヤは、安全のため早めの交換をおすすめします。

トラブルを未然に防ぐ意識が大切

タイヤトラブルの多くは、事前の点検で防げるものです。「まだ走れる」ではなく「安全かどうか」を基準に判断しましょう。

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