新品タイヤなのにうるさい…それって普通?
「タイヤを新品に交換したのに、ロードノイズが前より大きくなった」 実はこれ、タイヤ専門店の現場ではかなりよくある相談です。
結論から言うと、初期不良でないケースがほとんどで、 多くは「タイヤ選び」「車両条件」「使い方」に原因があります。
(※ タイヤ選びの失敗例については
「タイヤ選びでよくある失敗5選|初心者が注意すべきポイント」も参考になります。)
この記事では、
- 新品タイヤなのにうるさく感じる主な理由
- よくある勘違い
- すぐにできる対策 をプロ目線で分かりやすく解説します。
理由① タイヤの銘柄・設計が「静粛性重視」ではない
すべての新品タイヤが静かなわけではありません。 タイヤは銘柄ごとに重視している性能が違うからです。
例えば:
- スポーツタイヤ → グリップ重視(音は出やすい)
- 低燃費タイヤ → 転がり抵抗重視(路面音が出やすい場合あり)
- コンフォートタイヤ → 静粛性・乗り心地重視
「前のタイヤより安い」「燃費重視で選んだ」場合、 音が大きくなるのは珍しくありません。
▶ 対策:次回は「静粛性」「コンフォート性能」を明記した銘柄を選ぶ
理由② 新品タイヤは“慣らし走行前”で音が出やすい
新品タイヤは、
- 表面に離型剤が残っている
- ゴムがまだ硬い
この状態では、ロードノイズが強く出ることがあります。
一般的に
- 100〜300kmほど走行 すると、ゴムが馴染み、音が落ち着くケースが多いです。
▶ 対策:まずは数百km、急加速・急ブレーキを避けて様子を見る
理由③ 空気圧が高めに設定されている
交換直後のタイヤは、
- ビード上げ
- 空気漏れ防止 のため、空気圧が高めに入っていることがあります。
空気圧が高いと
- 路面の凹凸を拾いやすい
- ゴーッという音が増える
という症状が出やすくなります。
▶ 対策:指定空気圧を確認し、冷間時に適正値へ調整
空気圧による影響については
「タイヤの空気圧が高すぎる・低すぎるとどうなる?症状と適正値」もあわせて確認してください。
理由④ 扁平率・サイズ変更の影響
タイヤサイズを変更した場合、音が変わることがあります。
特に:
- 扁平率を下げた(例:65→45)
- ホイール径を大きくした
この場合、 静粛性より見た目・操作性を優先した結果、 ロードノイズが増えるのは自然な現象です。
▶ 対策:静かさ重視なら扁平率は下げすぎない
扁平率変更による違いは
「扁平率を変えると何が変わる?乗り心地・見た目・燃費の違い」で詳しく解説しています。
理由⑤ 車両側の要因(足回り・遮音性)
タイヤが原因ではなく、
- 足回りのヘタリ
- アライメントのズレ
- 車種特有の遮音性
によって、音が強調されているケースもあります。
特にミニバン・軽自動車・年数の経った車では顕著です。
▶ 対策:異常な片減りや振動があれば点検を
「不良品?」と疑う前に確認したいポイント
本当に初期不良の可能性があるのは、以下のような場合です。
- 特定の速度域だけ異常な唸り音が出る
- 1本だけ明らかに音が違う
- 振動を伴う異音が続く
この場合は、早めに購入店へ相談しましょう。
まとめ|新品タイヤがうるさい原因は“仕様”がほとんど
新品タイヤがうるさく感じる主な理由は以下です。
- タイヤ銘柄の特性
- 慣らし走行前
- 空気圧が高い
- サイズ・扁平率変更
- 車両側の影響
多くは不具合ではなく仕様や条件によるものです。
それでも不安な場合は、 「どの条件で、どんな音がするか」を整理して、 専門店に相談するとスムーズです。
タイヤは“新品=すべて快適”ではありません。 用途に合った選択が、後悔しないコツです。


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